令和6年8月から「ベースアップ評価料」の算定を開始する運びとなりましたので、お知らせいたします。
企業全体で賃上げが進む中、医療現場で働く職員の賃上げを行い、人材確保に努め、医療の質を向上させるための取り組みの一貫として国が導入したものとなっております。
これにより、8月以降、患者の皆様方の診療費のご負担が上がる場合がありますが、医療現場で働く職員の賃金引き上げに全て充てられますので、ご理解下さいますよう、何卒宜しくお願い致します。
当院は医療DXを通じた質の高い診療提供を目指しております。
・オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を活用して、診療を実施しています。
・マイナ保険証の利用を促進し、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
・電子処方箋や、電子カルテ情報共有サービスの導入を検討しています。
当院では、医療情報取得加算を算定しています。
この加算は、「オンライン資格確認を導入している医療機関の外来において、患者の薬剤情報や特定検診情報等の診療情報を活用して質の高い診療を実施する体制を評価するもの」として位置づけられており、当院では以下の体制を有しています。
・オンライン資格確認を行う。
・受診歴、薬剤情報、特定検診情報その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行う。
高血圧症、脂質異常症、糖尿病のいずれかを主病名とする患者様で、「特定疾患管理料」を算定していた方は、「生活習慣病管理料」へと移行します。
この度の改定によって、患者様には個々に応じた目標設定、血圧や体重、食事、運動に関する具体的な指導内容、検査結果を記載した「療養計画書」へ初回だけ署名(サイン)を頂く必要がありますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
当院では患者様の状態に応じ、28日以上の長期の処方を行うこと、リフィル処方箋を発行することのいずれの対応も可能です。
長期処方やリフィル処方箋の交付が対応可能かは病状に応じて担当医が判断いたします。
保険薬局において銘柄によらず調剤できることで対応の柔軟性を増し、患者さんに安定的に医薬品を提供する観点から、当院では一般名処方を行っております。
薬剤の一般的名称を記載する処方箋を交付する場合には、医薬品の供給状況等や、令和6年10月より長期収載品について医療上の必要性があると認められない場合に患者の希望を踏まえ処方等した場合は選定療養となること等を踏まえつつ、一般名処方の趣旨を患者様に十分に説明いたします。
当院は、院内感染防止対策として、必要に応じて下記のような取り組みを行っています。このような取り組みから、2023年5月より月に1回「外来感染対策向上加算」(6点)を算定させていただきます。ご理解のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。